土曜日は『繊細さん』『HSP』気質な自分のことを書いています。
同じような気質を持つ方の参考になれば幸いです。

9)そして現職へ 中編
繊細さんを知る前の、仕事中の心の動き

朝から上司がピリついている。

昨日、何かあったのだろうか。
もしかして私のせい?
職場の雰囲気の悪さに憂鬱になる。
 失態で注意されている後輩がいて、私が怒られている気分になる。

そして、後輩のミスに気づけなかったと自分を必要以上に責めてしまう。
(全く関係ないことだとしても)

 自分の仕事の準備していると受付担当が忙しそうにしている。

困ってそうだなぁ。
手伝ってあげなきゃ。

客に書類を返却しようとすると奪うようにして席に戻っていく。

わたし、不快な思いさせちゃた?
相手の不機嫌に気持ちが凹む。

受付が落ち着くと今度は別な担当が大変そうだ。
ちょっと手を貸さなきゃ。

あれ、今度は別な誰かが困っているみたい。
「どうしたの?」と声を掛ける。

 みんながあちこち散らかったまま仕事している。

片付いてないと視界がうるさくて気になる。
簡単に片付けておこう。 

そうだ、主任に報告しなきゃならないことがあったんだ。
主任は…う〜む、忙しそうだし、朝から機嫌がよくなさそう。
声をかけずらいなぁ。
わたし、なんかやらかした?
機嫌悪いのそのせいかなぁ。

業務も落ち着いてきたから自分の用事をしよう。
え?ヘルプに入って欲しい?
うん、わかった。

すぐ済みそうな用事だしいいか、と引き受ける。
これが気づけば積み重なっていて、今日も自分の仕事は終わらなかった。
帰宅するととげっそり。
なのに頭から仕事のことが離れない。
 


……自分のことながら、これじゃ疲れるでしょうねと思いました。
さて、こんな感じで仕事に取り組んでいた私ですが、
繊細さんの本を読んで、だいぶ改善されました。
どのように改善できたか、続きは次回。 

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