受験級は2級ですが、3級のテキストも出題範囲なので一緒に勉強しています。
同じ検定を受験される方の参考になれば幸いです。
<パンの各部位の名称>
クラスト:パンの外側、焼き色のついた部分。外皮、皮
クラム:パンの内側。内相
すだち:クラム内に生じる気泡
骨格:クラストの強度。「腰折れ」骨格が弱くてパンが折れること
<第1章 パンの歴史>
世界三大穀物:米、麦、とうもろこし
*世界の歴史
BC8000~7000年ごろ
「肥沃な三角地帯」メソポタミア文明発祥地で小麦の栽培
おかゆとして食べていた
BC6000年ごろ
ガレットを作る 無発酵パンの始まり
BC3200~200年 古代エジプト
野生酵母が付着し発酵パンが誕生。
量産と保存が可能な小麦は富と権力の象徴に
BC1200~323年 古代ギリシャ
2種類の酵母種を発明。嗜好品のパンが作られる。パン職人の誕生。
BC753~AD476年 古代ローマ
パンの大量生産。250軒ほどのパン屋。基本的な製パン技術の確立。ポンペイの遺跡
BC700年ごろ 東欧、北欧諸国
ライ麦パン
古代ローマ滅亡後
ヨーロッパ全土にパンが普及。僧院に製パン技術が受け継がれる
14~16世紀
製パン技術の発展。
17世紀
フランスパンの完成
19世紀
パスツールが酵母の働き解明
*日本の歴史
BC200年ごろ 弥生時代
小麦伝来
806年
空海が中国の蒸餅伝える
16世紀
ポルトガルから発酵パン伝わる。鎖国でパン食禁止。
江戸時代末期
兵士の食料として乾パンが作られる
1875年
木村屋が天皇に献上するためアンパンを考案
1888年
横浜ベーカリーを譲り受けたウチキパン創業
ポンペイの遺跡は美術検定にも出てきました。
美術品だけでなく生活様式も発掘されていたんですね。
主要穀物が富の象徴になるのは古代〜中世日本も同じ。
キンキラキンより食料が大事ってことでしょう。